これも毒親なの？〜親の愚痴を聞き続けると起こること

微毒親育ちのsyuruです。

突然ですが、子どもに対して愚痴ばかり話す親っていますよね。

残念ながら、それって毒親なんです！(笑)

 

 

実は愚痴って２分聞くだけで体がダメージを受けるんです。

 

それに加えて、実は親が子どもに話す愚痴というのはそもそも聞く意味がないんです。

単なる愚痴で大げさ・・・と思うかもしれませんが今回の記事では、

・子どもが親の愚痴を聞く意味がない理由

・親の愚痴の聞き役を続けると人生を大損するデメリット

について書いていきます。

どうして親の愚痴を聞く意味がないの？

まず理由から書きます。

愚痴ばかりの毒親はほとんどが一生「悩み製造機」であり続けるからです。

 

なので聞いていても永遠にキリがないんですね。

それに毒親っていつも何かに悩んでいたり、過去の話しばっかりだったり、将来を不安視していませんか？

私自身、親とは絶縁して５年くらい経ってますが私の実母は、常に愚痴！口を開けば愚痴！

そして愚痴内容も毎回だいたい一緒です。

という感じです。

曲ならいいけど、母の愚痴は本当に聞いててうんざりしました。

 

と思うかもしれませんが、
愚痴ばかりの親は、それを聞いてくれる自分の子どもにただ話したくて仕方がないだけなんです。

仮に子どもが愚痴を聞いたうえで解決策を提示し、あっさり解決したとします。

しかし、翌日にはきっと違うことでまたグチグチ悩みを言い始めるんです。

なので親がどんなに深刻なことで悩んでいても、親の目的は

「いかに自分が不幸であるか」

「親の気持ちをわかれ！」

みたいな感じで、それを子どもに見せつけて話したいだけなんです。

逆にそういうタイプの毒親って、子どもが頼んでないことはメッチャやったり(子どもにとっては、やや迷惑な場合がほとんど)本当に悩むべきことや、今すぐ行動して解決したほうがいいことは放置気味なんですよね～・・・。

愚痴の多い毒親は、自分で問題解決する気はないですし、子ども側には関係のないお悩みがほとんどです。(例、子どもが結婚or就職できるか心配という類のお悩みも、子どもに原因があるのではなく勝手にお悩み化してウダウダ言っているだけです)

繰り返しになりますが、親はただ愚痴を子どもにペラペラとお話ししたいだけなんです。

と思ってる方に次の項目で愚痴を聞くことで起こる体へのダメージについて書きます。

愚痴を聞くと、脳の機能が低下する？！

実は愚痴を２分聞くだけで、脳の働きが低下するそうです・・・！

私はYouTubeでよくメンタリストDaiGoさんの動画を見るんですが、2019年に出した動画で愚痴を聞くことに対するデメリットについて語る動画を見て驚愕した記憶があります。

該当動画(youtube)↓

 

たかだか愚痴ではないんですね。

 

興味のある方はYouTubeで該当の動画を検索されるか、上記のリンクから動画を視聴してみて下さいね。

DaiGoさんのお話しをざっくりとですが短くまとめますと・・・

・愚痴を２分聞く

・ネガティブなことを話す人が近くにいる

たったそれだけで脳の海馬(かいば)の活動が低下、つまり記憶・判断・推論能力が低下してしまうんだそうです。

ちなみにネガティブな人の映像を見たりするだけでも同様に脳にダメージを受けるそうです( ；´Д｀)

ちなみに海馬というのは、「滅びのバーストストリーム」ではなくて人間の脳にある器官で、ここが委縮する原因として、ストレスも一因としてあげられています。

DaiGoさんもサラっと言ってましたが、記憶、判断、推論能力の低下ってよく考えてみるとけっこう恐ろしいですよね。

それって普段仕事しているならパフォーマンスも下がりますし、勉強するにしても記憶力が低下するなんてデメリットありまくりです。

となると、普段から親の愚痴の聞き役になっているということは、自分の人生においてあらゆる成功や飛躍チャンスを逃しているようなものです。

あのときもうちょっと判断力が冴えてたら失敗しなかったのに！
もっと良いポジションにいたかもしれないのに！
というようなことも親の愚痴を聞いてあげまくっていたことが要因のひとつである可能性も高いですよね。

愚痴の聞き役をしてあげるというのは、愚痴という名の毒ガスをわざわざ吸いにいくようなものですよねぇ・・・。

それでも苦しんでグチグチ言う親を放置するのってどうなの？なんか罪悪感が・・・
と思う方に次の項目で

・こんなのも実は愚痴を聞いてるってことになるよ～

・実は、グチグチ言う人って世間では放置されてることが多いよ～

ってお話しをします。

基本的に愚痴や不満、ネガティブなことばかり言う人は放置でいい？！

本当に放置で大丈夫です。

かわいそうな気もしますが、まず自分をしっかり守って大切にしてみませんか？？

それに親でなくても、よく愚痴や他人の悪口を言っている人って意外とまわりにたくさんいます。

近くにいなくても、電話やメール、ラインなどのＳＮＳを駆使し、リモートで愚痴やネガティブなメッセージを送り付ける人もいますよねぇ。

私には常に彼氏がいないと気が済まない友人がいるんですけど、彼女はその典型ですね。
最近はそんなに関わってないんですけど、ひどいときは毎日そんなメッセージがきました。

 

っていうLINEをしょっちゅう送ってきたんですね。

私も結婚したりいろいろ忙しい中、かわいそうだな・・・頑張ってるなぁと思って励ましの返信をしていたんですけど、だんだん重くなってきて徐々にフェードアウトしていました。
というより、その子から勝手に疎遠になっていきました。

 

こういう具合悪いアピールも私は愚痴だと思っています。

 

って思われるかもしれませんが、たぶんそう考える真面目な方って私は毒親育ちさんかな？って感じるんです。

適切な表現が見つからないのでこう書きますが毒親でない普通の親を持つ人って、上記の友人のようなタイプはテキトーにあしらうか即フェードアウトすると思うんですね。

普通に考えてめんどくさいですもん(笑)

俗にいう「かまってちゃん」ですよね。

普通の親を持つ人は、かまってちゃんから具合悪いアピールメッセージがきても一瞬、心配するかもしれませんが、数週間くらい時間が経ってから
「そういや大丈夫だった～？」
とか送ったり、別件で何か用ができたときについでに触れる程度だと思います。

心配するっていうより「〇〇ちゃん生理痛辛くて病院行くかもなんだ～そっか大変だな～」
ってとりあえず一瞬認識するってだけ。終わり。

これは愚痴の多い親に対しても同様の対応でOKです。

なんにも心配する必要なんてないですし、放置することに罪悪感を感じる必要もないんです。

その理由としては、子どもに自分の愚痴を言ってくる親が辛そうに見えたとしても、親は自分の問題を自分で解決するべきですし、過去の嫌だったことを子どもに話して消化しようだなんて親の立場でありながら子どもに甘えてるんですね。

毒親育ちの方っていろんなことを一人で抱えて悩んだりしてきてることが多いと思いますが、それでもいろいろあった中、ここまで生きてきています。

苦しんでいる親も人間なので愚痴のひとつでも言いたくなる気持ちはわかりますが、仮に愚痴を話すにしても寄りかかる相手を間違えています。

子どもって、たとえ成人していたとしても親が精神的に寄りかかっていい相手ではないんですね。

むしろいちばんダメなんじゃないかとすら思います。

本来なら、親は子どもが人生を楽しむために応援する、もしくは遠くから幸せを願い見守る立場であることが適切だと私は考えてます。

親が子どもに愚痴を聞いてもらおうとするのって変な例えですが、ガソリンスタンドに給油に来た車からめっちゃガソリン抜いてやろう！とするようなものかなぁと(笑)

親の立場悪用っていうか、親子逆転ですよね。

まとめ

・毒親の悩みは無限なので、愚痴を聞いたところで無意味。

・愚痴の多い親はそもそも解決が目的ではなく、ただ自分の話しを聞いてほしいだけ

・他人の愚痴やネガティブなことを２分聞くだけで、脳の活動が低下して人生においても大損をする

・メールでの愚痴聞きや「私、かわいそうアピール」も同様に放置でOK

・そもそも、親が子どもに甘えすぎであるというおかしな状況であることに気づく

 

愚痴って単なる会話じゃないんですよね(;^ω^)

私自身、愚痴やネガティブなことをめったに言わない人が沈んでいたら、話し聞いてあげようか？ってなるけど、そうでない場合はテキトーに流してスルーでいいと思ってます。

 

誰かに自分の悩みや愚痴などを聞いてもらうって、例えばカウンセラーさんに頼めば、けっこうな金額もかかることです。

 

そう考えると、無料で子どもを愚痴聞きカウンセラーにしないでほしいなと思いますし、親の話しを聞いてあげなきゃとか思わないでいいんじゃないかなって。

親の話しを聞くのが楽しい！というなら別ですけど、そうでないなら漫画読んだりとか自分の時間を大切にしたほうが毎日、少しずつ楽しくなるような気がします。
親の愚痴は聞かないとダメなのかな？と気になる方はぜひこういったデメリットも含めて今後どうしていくか参考にしてみて下さいね。