微毒親育ちのsyuruです。
宗教を信仰していないにしても、、、
・何かしらスピリチュアルなことに極度にハマっている
・何らかの健康法や健康食品とかに長年とてつもなく固執している
・宗教ではないけど、何らかの先生的な人物に固執している
・祖父母(毒親の親)に親が絶対服従している
etc….
高確率でそんな場合が多いですよね。
私が長年、投稿している別サイトのブログにも
親が宗教に傾倒していて辛かったです。
syuruさんの親は信仰で幸せになれたんでしょうか?不安感から私も親と同じ宗教を信仰したほうがいいのか迷ってます。
というようなコメントが来たことがあります。
私は宗教を信じている親に対してなんとなく疑問がありましたし、
幸せになるために頑なに信仰しているわりには全然幸せそうに見えなくて、
本当に子ども心に謎だったんですよね。
親の宗教信仰によって壮絶な経験をされている方もたくさんいますが、
大きな実害がなくとも、親が
「信仰しないと幸せになれない」
などと言って不安をあおられ悩んでいる方も多いと思います。
そこで微毒親育ちで子育て中の私が
・毒親と宗教はなんで密になるのか?
・親の宗教を自分も信仰したほうがいい?迷ってしまう理由と対策
について考えていきたいと思います。
毒親が宗教の信仰を重要視している理由がわかると、見え方が変わり不安も減ります♪
毒親の宗教信仰率が高いのはなぜ?!
まずよく言われている毒親と宗教についての分析も多くあるとは思いますが、毒親が宗教にハマっている理由として、私なりに短くまとめてみますと・・・
・何歳になっても常に考え方が極端だから
・信仰(手段)が目的化しているから
・常に不安感や、被害者意識が強すぎるから
かなぁ~って思ってます。
私なりに少しずつ解説させていただきますのでぜひ最後まで読んでくださいね♪
思い込みが強すぎる傾向があります。
で、
常になにかを敵視してます・・・(^^;
毒親が敵視しやすい対象
・夫または妻(元配偶者も含む)
・子ども(既婚の場合は子どもの配偶者やその親族)
・毒親自身の親族、義理親族
・毒親自身の友人や知り合い
・職場の人
・学校の先生、ママ友、パパ友など子ども関係で知り合った人
・近所の人
・よく行くスーパー、病院など(&そこに従事している方)
・特定の集団や職業についてる人
・自分とは違う考えや風習のある地方に対して
・政治に対して
・海外の情勢に対して
挙げたらキリがないんですけど、毒親って本当に日々忙しいんですね。
一見、全くそんなふうに見えず、優雅だったり静かに見えるタイプの毒親でも内心はメラメラと感情が渦巻いている場合がほとんどです。
あとは敵視っていうより、
妬みや小バカにしたり、
ダメ扱いしたり
とかも多いと思います。
しかし宗教を信仰することにより
毒親が主に得られるメリットとして・・・
・ありがたい教えや人生において正しいことを学び、
常に正しい人間で無事に生きられる
・敵視している人に比べて自分がワンランク上にいけるため、
常に勝ち続けることができる
と毒親にとっては非常にありがたいメリットがあります(^^;
これは私の考えですけど、宗教って本来は人々がそれぞれ幸せに生きるためのライフハックみたいなものだと思っています。
しかし、毒親の場合ですと・・・
・信仰することによって
・その教祖様の信者になることによって
・その団体に属することによって
他人に差をつけ自分がワンランク上にいけるので、他人に対して怒りが強かったり、不安が強かったりする毒親は宗教にハマりがちなんです。
なぜワンランク上にいきたい!って思考が強いのかというと、一言で言えば強迫観念ですね。
↓毒親はとにかくこういったことを極度に拒否します
・死
・誰かに負けていること
・正しくないこと
毒親じゃなくても、みんなそうでは?
と思うところですが、毒親の場合は上記の3つを極度に拒否し、誰かに負けていたり、正しくないという指摘を受けたら死ぬしかない!というくらい本当に恐れていることが多いんですね(^^;
戦争体験者というと、私の世代だと祖父母にあたりますが、敗戦で絶望している祖父母の元で育った私の親世代もまた絶望しているんですね。
・長い歴史の中で初めて他国の支配下になる
・みんなと違う考えの人は間違いで非国民と非難される誰かに負けること、まわりと違う行動を取るなどへの恐怖は死に直結することであったため、その強迫観念が強く残っているといえます。なので毒親は
死・負けること・正しくないこと
を絶対的に拒否するんですね。
記事でちょくちょく勝手にご紹介させて頂いていますが、
高橋リエさんのYoutubeチャンネルでは詳しくご説明されているのでぜひ興味のある方は、とても腑に落ちる内容なのでご覧になっていただきたいです。
二極思考する
という特徴があります。
考え方も極端というか、
なんでもかんでも白黒ハッキリつけたがる傾向も強いので特定の宗教にハマると・・・
「その考えが絶対だ!」
「信仰している私は少なくとも正しい人間だ!」
「この宗教を信仰していないやつはダメなやつだ!」
「〇〇教を信じているようなやつは~~」
っていうふうに
‘’自分は正しい!‘’
‘’他のやつはダメ!‘’
ってなりがちなんですね。
ただ頭の中で他人を見下して、
自分が上になっている感覚
(快感?安心感?)
を得ているだけなので、
実際には毒親が何かしらステップアップしていたり、人生におけるお悩みが解消されてることはほとんど無いんですね(^^;
なので
「その宗教って何がいいの?」
って親に質問してみると・・・・
〇〇さん(教祖)の言うことは正しいから。
子どもには親の気持ちはわからない!
とボンヤリしていたり、
ムキになったりします。
あと、他力本願な特性も持つ毒親にとっては、やはり世にあふれる宗教と相性が良い部分が多いんですね(^^;
・入信するだけで変われる(という感覚を得る)
・他人より正しくなれる
・他人よりワンランク上に行ける
・安心感を得られる
というようなメリットがあるからなんですね。
でも宗教を信仰しつつ、現実的に幸せになろうとする直接的な行動は起こさないんですよね・・・。
手段が目的化している
おそらくほとんどの宗教というものは最終的には
「みんな幸せに人生を生きられるようにしましょう。」
っていう方向性などがあると思うんですけど、
毒親の場合は
手段が目的化
しているので信者になったり団体に所属する過程で
「自分はOK!」ってなります。
そして手段(信者になること所属すること)
が目的化しているので、
自分はしっかり信仰している感を体感できる
活動(布教や勧誘、お布施)
には熱心なのかなって思います。
したがって何かしら信仰をしている毒親たちって、
‘’教祖の方の教えとか、あんまり深くは理解してないんじゃないかなぁ~‘’
とか個人的には思ってます(^^;
宗教を信仰して幸せになったからみんなに広めたい!
っていう思いで、
勧誘活動を熱心にしている毒親もいると思います。
でも、それってなんか勧誘された側からすると
余計なお世話ですし、
謎の決めつけ&マウント取り
されて不快に思うことのほうが多いんですね。
毒親は、基本的に自分が信じている宗教を信仰していない人に対して、
・不幸
・悪
・未熟者
・幸せになれる方法をわかっていない
・自分が教えてあげないといけない
と決めつけています。
↑気持ち的にワンランク上に行ってるので、上から目線になってるんですね(笑)
アナタにも!!
っていうより、「アナタは不幸だから、私が教えてあげないと!!」
「どうにかしなきゃいけない!」っていう、「自分は正しい」
「アナタは間違ってるから直さなきゃ」という、
極端な考えの元に
勧めている場合がほとんどなんですね。
本当に幸せな人って、基本的に良い意味で他人を放っておけます。
自分も幸せになったから。
という理由で、
熱心に勧誘の声掛けをしたり、
インターホン押しまくったりしてるということはやはり
「手段」に固執しているといえるんですね。
逆に宗教を嫌悪している毒親も多い?
祖父母が信仰していた宗教を親もやっているパターンもあると思いますが、それに対してあんまり疑問を抱かずにそのまま自分も入信・・・という毒親もいますね。
というかあまりにも小さいころすぎて入信した記憶すらないパターンも。
小さい頃から当たり前のようにしてきたことって習慣化・常識化しやすいので祖父母がやっていたとなると、子世代である親にとっては当たり前の世界なんですね。
もちろん90年代に起きたオ〇ム真理教という宗教団体による大事件に起因している部分もあると思いますが、これもさきほど書いた
「考え方が極端」という特徴によるものと考えています。
宗教を信仰
↑
or
↓
私は絶対何も信仰しない!!
スピリチュアルなことも含めて全てありえない!
といった感じで、、
このどちらか2択の考えしか頭にないので、、
ワイパーが左から右へ一気に動くように
対極な考え方をするんですね。
つまり真ん中の考えとかがない(笑)
それが悪いとは思わないですけど、
宗教だけでなくいわゆるスピリチュアルなこと全般まで否定していたり、
それにハマっている人を子バカにしていたり、はたまた親とは違う思想の宗教に入信していたりと、、
結局、祖父母と同じような思考や行動をしているんですよね。
毒親育ちの方ってスピリチュアルなことにハマっていることが多いんですよねぇ・・・(-ω-)
って別のブログサイトにコメントが来たことがありました。
私自身は、宗教の信仰というものをしてないし、したこともないんですが、
そのコメをくださった方のいうスピリチュアルなことというのは知ってるようで、知識があまりなかったんですね。
スピリチュアルなことって相性がいいのかな?
ととらえて・・・(←なんでそうなる)
いろいろとググったりもしたんですけど、
結局はスピリチュアルなことに
ハマるのも正解はないし
間違いもないって結論にいたりました。
私自身、いわゆる都市伝説とか不思議な話しとかはけっこう好きなんですね~。
あくまでもエンターテインメントの域を出ないんですけど、そういう話しが好きなら好きでOKですし、自由だし~、それを信じてない人がダメ!ってこともないですよね。
なんというか人にも考えを押し付けたり、物理的・金銭的に実害が出ない限り自由ですよね。
このあたりは毒親から精神的に離れて落ち着いた環境に長くいるとより腑に落ちてくる感覚なのかなぁ~って思います。
(マジでどうでもよくなる)
毒親が宗教にハマり続けるのは被害者意識が強すぎるから?
毒親は、被害者意識も強いし、依存心も強いことがほとんどです。
「騙された!」
「いい人だと思ってたのに!」
「あの人、裏では何やってるかわからないってところもあってね〜、こうすれば上手くいくとか言って信じた私がバカだった!」
ってグチグチ言っていたりします。
こんなこと思う時点で常に何かしらに依存してますし、
私は被害者!
という主張ばかりです。
私の経験話しになってしまいますが、
私の実母はいわゆる新興宗教の信者をしつつも、あらゆるスピリチュアルなことに傾倒してきました。
今思えば、霊感商法やマルチ的な商品もよく購入していましたね。
母自身が勝手にやっているならそれまでですけど、それに父や私も巻き込むので本当に迷惑でした。
(おまけに裕福ではないどころか、小学生の数年はオンボロの家賃1万円のものすごく狭いところに住んでいたこともありましたが、お布施はしっかりしてました笑)
特に、ハマっていたのは方位でしたね。
また詳しく単体で記事にしようかなと思ってますが、母は何か悪いことが起きたりするとすぐに引っ越しを検討します。
ざっくりですが、生まれ年とかで毎年、大吉の方角とかがあるそうでその方向へ行けば開運するって母はのめり込んでました。
神社で方位除けとかの厄除け祈願をされる方は多いと思いますが、そういったレベルとは異なり、母の場合は細かいことまで全て従わないと気が済みませんでしたね。
これは母が独自にやっていたことなので、詳しくは私もよくわかりません。
私は幼少の頃から親元を離れるまで、同一県内で(しかも同じエリアで)10回以上、引っ越しを経験しました。
なんで母がこんな感じだったのか私なりに推察すると、人生において何かしらトラブルが起きたときも、
「あのとき、いちばん良い方角に引っ越さなかったからだ…」
って、
自分が悪いわけではないと考えられて安心できるからです。
(そりゃ誰だって自分に原因があると実感するのは嫌だけれども・・・)
上記にある通り、極端な考えで毒親の世界には
・良いか⇔悪いか
・正解か⇔間違いか
・自分は常に正しいことをしています!
・私は何も間違ってない!
という思いが根本的にとてつもなく強いので、「自分が悪いかも?」なんて一瞬でも思いたくないんですよね笑
仮に
「お母さんの考えが甘かった」
とか言っていたとしても、それに続けて
でもお父さんが、それでいいって言ってたから鵜呑みにしちゃったの。
あのときお父さんが引っ越し反対したせいでこんなことになったのかも・・・。
って結局、
自分は100%被害者であって
原因は他人ということにします。
なので
「こうすると幸せになりますよ〜」
ということを発信している宗教なんて、こういうタイプの毒親からしたら甘い蜜に誘われるように飛びつくようにと思います。
で、思ったより現状が良くならなかったり、思わぬ大きなトラブルが起きるとその宗教やスピリチュアルな考えのせいにして、また次の依存先へ飛び立つわけです。
(または信仰が足りなかった!とかいって悪い意味でさらに熱心になったり・・・)
もちろん、子どもがそういう親でも何も気にならなかったり、親が勝手に誰にも迷惑や負担をかけずにやってるなら自由ですけど、たいがいは何かしらまわりが被害をこうむってるんですよね。
親の宗教を自分も信仰したほうがいいの?不安になるワケについて
不安になってしまう理由をまず簡単にひとことにまとめますと、
人は、正体不明なことに恐怖や不安を感じるからです。
親から、
「これを信じないと悪いことが起きるよ!」
「これを守らないと幸せになれないよ!」
って言われたとしても、
基本的に未来なんて誰にもわかりません。
なのでこんなこと言われたり、
態度で示されてばかりいたら
子どもは「不安」になる以外、
どうしようもないですよね(^^;
それに加えて、
この記事を最初から読んでいただいているなら繰り返しになりますが、親が何らかの信仰に固執し、信仰していない他の人をダメなやつらだと決めつけて見下しているような言動や態度もとってきてますので、
子どもは親に合わせる必要があったんです。
っていう感覚が根底にあるので、
嫌だなと思いつつも従ってきていることがほとんどです。
親がダメだと決めつけてる側に自分がまわってしまうということは、
親に見放されるかもしれない!
っていう恐怖がわいてきます。
なので親に育ててもらうために、
親に合わせなければ生きていけない!
って脳にインプットしてしまっているんです。
もちろん大人になっても
そのインプットが持続している方も多いとは思いますが・・・
あとは単純に
・・・え?
〇〇駅の近くにできたマンションに引っ越すの?
今年のアンタはそっちの方角、
大凶だから絶対にやめなさいね。
な~んて、
言われたら誰だって気を悪くし、
気にしますよね(^^;
基本的に人生って、良い時期もあれば悪い時期もあります。
良いと感じるときはウキウキしていればいいし、悪いときは充電期間だと考え、なるべくゆっくり過ごし問題解決の方向へその都度進んでいけばよいのです。
ショックなことがあったりすると、なかなか気持ちの整理がつきませんがそれで落ち込むのも自然なことですし、時間が解決してくれることも多いです。
したがって、親の信じることを一緒にやったとしても
「この宗教のおかげ♪」悪い時期は
「アンタがこれをしっかり信じなかったから!」
っていくらでも意味づけできてしまうんです。
それに良いことも悪いことも、人によって感じ方が違います。
なのでいくらでも、
宗教やスピリチュアルなことのおかげにできてしまいます。
もちろん、
宗教やスピリチュアルなことに
全く意味がないと言っているのではなくて、
毒親はそういう特性を利用して、
子どもに不安を植え付けたり、
自分が被害者でいられるという
メリットを享受できるということです。
最初はものすごく勇気がいると思いますが、意外と大丈夫です。
大丈夫だった感覚が積み重なると、
本当にどうでもよくなりますよ!(*´ω`*)
まとめ 毒親と宗教について
・毒親は極端な考えを持ち、
根本的には自信のない場合が多いので、他人を見下すことで自分が勝っていると実感し安心したいので、
それがより強化できる宗教にハマりやすい
・人生におけるトラブルや、
自分の失敗を宗教やスピリチュアルな考えのせいにできるため
依存している
・宗教などにハマっていなくても、
極端に無宗教や非科学的なことを全否定する毒親も多い
・宗教に人生の幸運不運をまかせてばかりの親元にいたため、自分もそのように生きないと不安になってしまうのは
ごく自然なことなので、
少しずつ宗教などから心を離していく
実験をしてみる
ちょっとわかりにくい記事になってしまいましたが、私なりの考えをダラダラ書かせていただきました。
ちなみに私は方位とか気にせず、
今住んでる家に夫と子どもと共に引っ越してきました。
そして前に住んでいたマンションも方位とか気にせず賃貸契約して引っ越しましたね。
特に何も変わらないです。
なるべく良い人生になるように取り入れるといいんでしょうけど、それ以上にやりたいことがたくさんあるのでやってません。
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