微毒親育ちのsyuruです。
「かまってちゃん」と聞くとどんな人を思い浮かべるでしょうか?
先輩から、たいした用もないのに長電話される
母親が、自分の話しばっかりしてきて疲れる・・・
友達からしょっちゅう愚痴や悩みっぽいLINEが来る~
このように悩むことが多い場合は、
相手がかまってちゃんの可能性大です。
しかし・・・!
「自分を頼りにしてるのかな?」
とも思い無下にはできなかったり、
前はそうでもなかったのにどんどん距離を詰めてきて
気が付いたら「かまってちゃん(?)」にロックオンされていたりで・・・
悩みやすい方も多いと思います。
でも普段仕事していたり、
結婚して家事など家のことをこなしていたり、
未成年のお子さんがいる方は暇な時間がなかなか取れなかったり・・・。
「かまってちゃん」の相手をするのは
正直しんどい場合がほとんどです。
そもそも最初から
「ん?この人馴れ馴れしくて変だな・・・」
と思っていれば回避できたものの、
少しずつ「かまってちゃん」な一面が増えていき
関係性が知らぬ間にしんどくなるなど
一見気づきにくい
「隠れかまってちゃん」も存在します。
そしてこれは私が勝手に思っていることですが、
毒親育ちの方ほど「かまってちゃん」に
絡まれやすい?のではと推測しております。
今回はかまってちゃんの特徴や、
毒親育ちの方でも参考にしやすい
・「かまってちゃん」対処法
・「隠れかまってちゃん」対処法
についてご紹介していきます。
かまってちゃんの特徴&隠れかまってちゃんの特徴・やりがちな行為
まずかまってちゃんを一言で説明すると、、
「周囲のことを気にせず、自分を何かしらアピールする人」
になります。
そして基本的には寂しがりです。
まずはわかりやすい「かまってちゃん」の特徴を5つ。
かまってちゃんの特徴
・複数人で会話するとき、自分が話しの中心でないと不機嫌になる
・承認欲求が強い
・自分が一番でいたいので、周囲に褒められていたり、羨ましがられている人がいると許せない
・自慢話しが多いわりに、根本的には自信がない
・1人で行動するのが苦手
他にもあるかとは思いますが、
特徴的なのはこの5つです。
続いて一見わかりにくいですが
実はかまってちゃんという・・・
「隠れかまってちゃん」の特徴や、やりがちな行為についても
まとめるとこうなります。
隠れかまってちゃんの特徴&やりがちな行為
・「隠れかまってちゃん」の場合、
「今度話し聞いてー」と基本的に1対1で話したがることが多い
・電話やメール(LINE)が多い上に内容がネガティブ寄り
(例)「彼氏と言い合いして・・・。」
「〇〇にこんなことされた!(言われた!)」
・会話というより、ほぼ自分の話しをし続ける
・悩みに見せかけた愚痴が多い、若干マウント取りのような発言もある
・具合悪いアピールが多い。(会ったとき・電話・メール・LINE・SNS上)
(例)「今日、頭痛い・・・」
「生理予定日まであと5日あるのに出血してる・・・どうしよう!」
「昨日、吐いちゃって・・・」
・「私って〇〇だからさ・・・。あなたはいいわね。」
「私、近所のAさんには今までいろいろしてあげたのに冷たくされてね~・・・。」
などと同情を引くような発言が多く、話し相手を疲れさせる
「かまってちゃん」は、やはり自分の相手をしてくれる
優しそうな人をターゲットにしますが、
単純に「毒親育ち」の人は餌食になりやすいです。
その理由について、
次の項目で毒親育ちの人がターゲットになりがちな理由を説明します。
毒親育ちが狙われる要因は?
結論からいってしまうと、
「かまってちゃん」との関係性に慣れきっているからです。
かまってちゃんの特徴をネット検索などで知ったりすると
「これって、うちの親なんだけど・・・・」
と感じてしまう方は少なくないと思います。
つまり、かまってちゃんとの人間関係構築にあまり違和感がなかったり、
過干渉な親を突っぱねにくいのと同様に
「かまってちゃんと距離を取りにくい」
というような毒親育ちの特性が発揮されてしまうのです。
例えば、毒親家庭など「子ども」にとって悪影響が強い環境下にいると
「普通」と認識していることが、
多数の人とは微妙にズレており、ツッコミどころが多々あるような常識感を大人になっても持ち続けてしまいがちです。
ちょっと例を出しますと・・・
親の機嫌をそこねると罵倒されたり、暴力をふるわれるけど、どこの家庭もそうなんじゃないの?
【ツッコミ所】
→普通の家庭は違いますよ??そうじゃない親もたくさんいるんですよ??
※自分の親がそうだから、他の家庭もそうでは?と、どんなに酷いことをされても
「親はこんなもの」
と一般化してしまいがちです。
親に「金銭的に厳しいけど、進学してほしい。」と言われて、奨学金借りて親が決めた入学金が無料の学校に進学したけど、
きっと私の将来を考えてのことだったんだろうなぁ~♪
その分、妹は親に学費出してもらえて好きなところに進学できたみたいで、金銭的負担が妹にはなくて良かった~~(;´∀`)
【ツッコミ所】
→きょうだい差別じゃない??親、変じゃない??というか、あなた進学したかったの?
※↑これは例というより、ブログ主の身に起きた実例になりますが・・・。
冷静に考えると、見栄っ張りな親の無茶な要求です。
1.親が学費出せそうにないけど、私は進学したい!
→わかる。
2.親が大学は行っておけ!とうるさい。(親は学費を出せる)
→どっちの気持ちもわかるし、話し合いだね!
3.学費出せないけど、進学してほしい!
(娘は勉強自体が苦手でバカ。そもそも進学する意思もない。家庭も十分な資金がない。)
→ん???
1と2なら、よくあるパターンですが・・・。
私の場合は、謎パターンの3です。
例えば、私が特待生とか、首席合格で学費免除とか十分狙える!というくらいの才女だったら、「学費出せなくても・・・」と親が主張するのはわかります。
でも何も当てはまらない・・・(笑)
母は私が小1の時点で
「勉強できないな・・・・」
と十分痛感していたはずです。
自分の学力、実家の経済状況など考慮して・・・
どう考えても高校卒業後は就職するべきでした。
例えば学費を捻出するために、
父が休日にバイトするとか、
母が専業主婦を辞め、働きに出ることにするとか、何かしら経済状況を変えてでも、娘の進学を望むのならわかるんですけどね・・・。
(それでも、そもそも大の仕事嫌いな母が毎月まとまった収入が得られるような働き方をしたり、そのようなパート先等を見つけ、すぐに採用されるなどとは思いにくかったです。)
子どもをなんだと思っているの?
という疑問が生まれる扱いを受けていることがよくあるんですね。
なので・・・
かまってちゃんや、隠れかまってちゃん程度なら、
全然我慢できるというか
「違和感」すら感じないことも、全然ありえるんですね・・・。
さらに・・・
子どもに尽くしてもらおうとしているタイプの親を
何とかしなければ!!と助けたり支援してきたタイプ毒親育ちの方ですと、
「悩み聞いてー」
「今日、頭が痛い気がするの・・・」
という、かまってちゃんも
「助けないと!」
と思い、まんまと時間もあらゆる労力も搾取されがちというカラクリです。
良くも悪くも、
「助け癖」
が災いしているといえます。
記憶としては残っていなくとも、
「かわいそうな・大変そうな親」
を助けられなかった絶望感を抱えている毒親育ちの方は多いです。
なのでその絶望感を埋めるために無意識に必要以上に他人を助けてしまいがちです。
「助け癖」が残っている人は気づいて意識しないとついつい「かまってちゃん」につかまってしまうので本当に気を付けて下さい。
対処法5つ
毒親育ちが狙われやすい理由を説明しましたが、
対処法も合わせて5つ記述します。
1.忙しいアピールをする
2.幸せアピールをする
3.心理的に距離を取る
4.電話やメールなど返す時間帯を決める
5.来月の予定を妄想する
私の実感では、2がいちばん効果的かなって思います(笑)
ひとつずつ説明させて頂きます。
1.忙しいアピールをする
これは相手が、
・友人
・職場の人(仕事上で関わる人も含む)
・知り合いや近所の人
・親や親族
全てにおいて有効だと思います。
かまってちゃんは基本的に自分のことばかり考えている人が多いので、相手が忙しいかどうか気にしていない場合がほとんどなんですね。。。
そんなことより自分!自分!なので。
軽症のかまってちゃんや、かまってばかりで申し訳ないな・・・と少し自覚のある場合は、忙しいアピールはすぐに効果が出るでしょう。
嘘が苦手な人は、何か始めてみたりして「忙しくする」というのもアリです。
用事を作ってみたり、漫画やドラマ、ゲームなど何かにハマってみたりするのも良いかもしれません。
仕事の同僚や上司がかまってちゃんの場合も、例えば今の仕事に役立つ本を買って休憩中などはそれを読むなどして、かまってちゃんが絡みにくい雰囲気を演出します。
フリマサイトなどで本はけっこう安く買えたりしますよね。
忙しいアピールをしたり、実際に忙しくするとかまってちゃんに絡まれたときに
「相手できないよ」
という態度が自然に出やすく伝わりやすくなります。
2.幸せアピールをする
これもわりといろんな関係性において有効かなと思っています。
かまってちゃんは根本的には自信がなく、ネガティブ思考なので「キラキラ」している人には近づけなくなります。
誤解がないよう記述しますがキラキラした素敵な人ではないから、かまってちゃんに絡まれてしまう・・・というわけではありません。
重度のかまってちゃんは、あまり自分を客観視できていない上に他人のことも上部しか見えてませんので、誰かれかまわず絡みにいったりもします。
なので・・・・
鈍感に絡んでくる、かまってちゃんにはわかりやすく伝わる方法が良いです。
簡単な例ですが、実際に会った時でもメールでも、
「今、なんやかんや幸せだなぁ~って思うんだよね。」
「子どもが生まれて、忙しいけど充実感もあるなって感じ♪」
「私、本当に人に恵まれてるって実感するわ~」
と、ニコニコしながら会話に挟んでみましょう。
実際にプライベートでそんなことなくても、かまってちゃんにそう見せかけるのが目的なので関係ありません。
「なんでそう思うの?」
と聞かれても、
「理由はないけど♪なんとなく♪」
でOKです。
自分はキャラ的になんかハードル高いな・・・
という方は、服装をちょっと変えてみたり、髪形を明るくオシャレにするのもオススメです。
私みたいに小さい子どもがいると、
綺麗な服装とかは難しい感じしますが・・・
地味目な服装であっても、何年も着ている服ではなく、
安い服でも新調してみましょう。
人は視覚からの情報に左右されるので、
外見でキラキラ・幸せアピールもわかりやすいと思います。
かまってちゃんをウザイなと思ったら、すぐ突っぱねられる人はこんなことをする必要はありませんが、なかなか言いにくい場合は外見を武装(?)していくのはけっこうオススメです。
例えば産後、髪を金髪にするママさんがいますが、あれは元々ギャルだったとか妊娠から解放されてイメチェン!という方ばかりではなく、
赤ちゃん連れだと変な人に絡まれやすかったりするので
「声をかけにくくするため」
にやっている方もいるそうです。
なので外見の武装(?)というか、イメージってけっこう効果があるのかも?と思ってます。
3.心理的に距離を取る
かまってちゃんは何かと連絡してきたり、ウザイ絡み方をする場合が多いですが、一歩引いて冷静になってみましょう。
ちょっと例を出しますが、
「なんか体だるい・・・熱あるかも??」
とかまってちゃんからLINEがきたとします。
ここで「えー!大丈夫?熱計った?」
と返信してはいけません。
今置かれているであろう、かまってちゃんの状態を想像し、心配の声をかけてしまうのは自然とも思いますが、、本当に体がだるくて、熱もあって・・・という状態なら、
とっくに病院へ行くなり、安静にしていたり、熱も実際にどのくらいあるのか体温計で計ってます(笑)
↓想像ではこんな感じで連絡してきてるのかも・・・と思いがちですが、、、
↓残念ながら、実際はこんな感じで文字を打ってます(笑)
つまり目的は、
・「あなたに反応してもらう」
・「心配してもらう形で注目されたい」
です。
残念ながら同時に他の人にも「具合悪い」というような内容のメールを送っていたり、
恋人なんかには
「明日??全然余裕~会お♪」
とか、もはや真逆な内容を送っている場合も多いです。
(ブログ主も被害経験済・・・)
なので冷たいと思うかもですが、
かまってちゃんに対しては内容を深刻に受け止めず
「今、風邪流行ってるらしいね(>_<)」
とか一言の返信くらいでOKかなと思います(笑)
4.電話やメールなど返す時間帯を決める
かまってちゃんによって、効果がイマイチな場合もありますが自分の精神衛生上この策をとったほうが得です。
職場のかまってちゃんからのメールなどがしつこい場合も、
例えば、
・20時以降は返信しない。
・休日は一切返さない。
・電話も仕事後、家に帰るまでの道中しかしない。
などなど・・・
学習ができる「かまってちゃん」は諦めて連絡頻度が減る可能性が高いです。
自分にとっても、
「あ~またLINE来てるけど、20時すぎたら私は閉店なので返信受付時間も終了です。」
と、ルールだから仕方ないよね!と強い気持ちで実行しやすいかと思います。
5.来月の予定を妄想する
ちょっと対処法としては意味わからんかもなんですけど・・・
どういうことかと言いますと、
たぶん自分ですら自分を
「暇人」
だと勘違いされてる方も多いんですね。
例えば、あなたに何か危機迫る問題事があったら「かまってちゃん」の相手なんてしてられないと思います。
というか優先順位的にもどんどん後回しになるはずです。
かまってちゃんの相手をさせられていると、知らぬ間に時間を奉げてしまっているという状態に陥ります。
しかし、その感覚もどこか
「メールが来たなら返信するべき」
「話を聞いてあげるべき」
「困っているなら助けるべき」
という感覚から行っていることがほとんどです。
相手が仲の良い友人や、先輩(上司)、親族だと無条件でそうなります。
でも、
時間がある=他人のために何かできる!
ってわけではないですよね。
・とにかく眠りたい
・街をブラブラしたい
・ゲームしたい
・ダラダラしたい
いろいろあります。
項目には「来月の予定を妄想」と書きましたが、
来週の予定でもいいですし、
例え時間的・物理的に不可能であっても
「次の休みにはここへ行ってみたい」
「友人と遠出したい」
「家族でこんなことをしたい」
と、計画を(妄想でも)立てると、
・そのためにこれ買おう!
・この準備をしよう!
・ちょっと節約しよう!
・節約のために自炊のメニューを工夫しよう!
・この日のために家事を済ませておこう!
と意外とやることを見つけられたりします。
逆に何もしない休息日を作るための計画でもいいかもしれません。
あれ?かまってちゃんに構う暇ないなぁ~
と感覚的にわかります。
自分の時間は有限です。
自分のために使ってほしいなと思います。
自分の中の優先順位を整理するのは気持ちを整える上でも効果があるのでオススメです。
ちょっと意味がわからない対処法もあったと思いますが、
やはり自分の時間はなるべく自分のために使うべきです。
それでも、なんか放っておくのも・・・
と思う方に向けて、かまってちゃんに関わり続けるとどんな恐ろしいことになるか説明いたします。
かまってちゃんの相手を続けるのは危険?!
続いて、かまってちゃんと関わり続けると普通に人生損するかもよ~
というお話しです。
どういうデメリットがあるのか5つご紹介します。
1.時間を奪われる
2.エネルギーを奪われる
3.勘違いされる
4.距離感がおかしなことになる
5.相手は変わらないということに愕然とする
ひとつずつ説明していきます。
例えば、しょっちゅうメールやLINEが来るというのもその都度、返信していたら塵も積もれば山となるということもあって・・・
トータルでものすごく時間が取られてしまいます。
たいがい「かまってちゃん」のメールなどに付き合える人は心優しい人がほとんどかと思います。
相手が喜びそうな、不安が解消できるような内容の文面を考えて送信してしまいがちです。
いいねボタンを押すだけならまだしも、それだけで時間をかなり奪われますよね。
本当に付き合う必要があるのか冷静に判断することも大切です。
会うとなんか疲れる人、一緒にいるとなんか気分が落ちてしまう人・・・
悪い人ではないんだけど・・・
そういった要素が「かまってちゃん」にもあります(笑)
まさにエネルギーヴァンパイアです。
かまってちゃんにも、この要素がバッチリ入ってます。
自分が好きで相手に尽くしたいという気持ちでやっているなら別ですが、
かまってちゃんの場合、自身の振る舞いや発言によって
相手をコントロールしているので関わると疲弊するんですね。
疲弊する・・・つまり、
それがエネルギーを奪われるということです。
エネルギーを吸い取ったかまってちゃんはご満悦です。
「承認欲求を満たす」
「同情という形で相手に幸せを願わせる」
「かまってもらえる(話を聞いてもらえる)」
という欲求を満たせるからです。
↑こんなことして何が満たされるの?(-“-)
と思う方は、かまってちゃんとは違い、
相手に自分を満たしてもらおうという考えを持っていないから理解しがたいんです。
自分が変わらない限り、いつまでも他人に満たしてもらおうとするのがやめられなくなります。
なので、かまってちゃんに尽くすのは本当に無意味とも言えます・・・。
やっかいな部類のかまってちゃんって、
相手に同情を買うタイプ
ネガティブアピールが多いタイプ
だなと私は思っているんです。
でも毒親育ちで、
「かわいそうな親」
を支援している(してきた)タイプの方はそんな「かまってちゃん」の深みにハマってしまいがちです。
人は人の役に立つことも喜びになりますし、「人のために何かしてあげたい!」と思うのは自然な感覚ではあるんですね。
とはいえ、大きなことから日常の細かいことまで「かまってちゃん」に尽くしてしまうと
例え、たまに長時間の電話を受けるという積み重ねでも、
だんだん
「あっ、この人は何でもしてくれるんだ。」
とかまってちゃんに認識されてしまいます。
ただただ、話しを聞いてほしい。
というのも相手が「かまってちゃん」の場合は本当に疲弊します。
そして、「かまってちゃん」の要求がエスカレートしたり、
なぜか、あなたの人生や考え方に口出ししてきたりなど・・・
やはり何か勘違いされてしまうことがあるんですね。
仲が深まり親友になるというより、
「共依存」のような関係性になってしまいます。
共依存というのはわかりやすい例でいうと、
「DV夫と、我慢する妻」みたいな感じです。(逆もしかり)
あとはギャンブルで散財しまくるパートナーに辟易しつつも「放っておけなくて・・・」
と我慢し続けるしかないと悩む夫婦関係も同様ですね。
かまってちゃんの中にも、
・たまに何かプレゼントをくれる
・細かい部分で協力、支援してくれることも多い
・こちらの悩みも聞いてくれる
・過去に自分を助けてくれたことがある
というタイプの方もいるかとは思います。
しかし、
それで「ありがたい」と感じることと、
かまって行為にウンザリしつつも付き合うというのは
分けて考えるべきです。
そういうタイプのかまってちゃんですと、
「ありがたいこともあるから~」
と思うかもしれませんが、
定期的にお礼のようなことをすれば、他人に
「かまって(迷惑)行為」
をしても良いというわけではありません。
本当に自分が対応するべきことなのか、冷静な判断も必要です。
上記の項目と少しかぶる部分もありますが、
かまってちゃんは、人と深い関係を望む場合もあります。
些細なメールやLINEでもすぐに返信してあげたり、たまに長時間電話に付き合ったり、大人なら1人でも行けるような用事に付き合わせたりなど・・・
そういったことを
「相手が困っているから。」
という理由で続けてしまうと、
あなたが思っている以上に相手は
あなたと深い関係なんだ!と思い込み、知られたくないプライベートな領域まで当然のように侵入しようとしてきます。
(例)あなたの交友関係をやたら把握したがったり、アポなし訪問がNGでも突然家に遊びにきたりなど。
(毒親に多いですよね)
自分のパーソナルテリトリーといいますか、入ってきてもかまわない領域というのは人それぞれ違うと思います。
「お互い良い距離感を保つ」というのは
自分にとっても相手にとっても大切なことなんですね。
いわば「親しき中にも礼儀あり」
自分を守ることも重要です。
残念ながら、かまってちゃんが治ることってほぼ無いです。
落ち着いたりとかはあるかもですが、治るとしたら「かまってちゃん」であることが原因で取り返しのつかない事態になって自分を本気で省みれたときくらい・・・かななんて思います。
さきほどの項目でも書いた「助け癖」がある人は要注意です。
いつも何かに悩んでいそうな「かまってちゃん」の悩みを解決してあげたとしても、
全く無意味です。
なぜなら、
かまってちゃんはあなたに
「注目してもらう」
「かまってもらう」
「話を聞いてもらう」
ということが目的であって、
悩み解決のためにあなたを頼っているわけではありません。
「悩み相談」ってかまってちゃんからすると、
便利な関わり方・手段というだけなんですね。
(自分の不満を話せばいいだけですし、悩んでいる人を放置しにくいという罪悪感から最初から突き放されるということもあまりないので。)
なので
「こうするといいよー!」
「参考になりそうな本見つけたよー!」
といっても、かまってちゃんは
絶対にやらないし、情報も目を通すことはありません。
断言できます!
次に会ったときや、電話・メールをしたときに
以前、悩み解決につながるアドバイスをしたにも関わらずまだ悩んでいることに気づいたり、
傍から見れば、似たようなことでまたトラブっていたりして・・・
あれ?私のアドバイスは全く役にたってなかったのかな?
と、
愕然するときが訪れます。
さらに悪質な「かまってちゃん」ですと、
さんざんあなたに悩み相談して助けて!助けて!という言動や態度で絡んでおきながら、
他の人に頼んで解決していたり、
お金であっさり解決していたり・・・
ということも普通に起こります。
↓シチュエーションの例をあげます。
~悪質かまってちゃんからのLINE
大丈夫?安くて良い機種、私も調べようか?
いくつかURL送るねー!
なるべく早めに送ってもらえると助かる!
~翌日~
新しいスマホ買ったよー!
結局なんの機種にしたの??
実は昨日の夕方、Aちゃんと電気屋行って
一緒に見てもらって買ったんだ~。
私、スマホとか機械詳しくないから
彼氏がゲーム好きとかホント困る(>_<)
機種変するならiPhone買えって言われてー
高すぎて買えないって言ってるのにさ(笑)
そっか~機種変できてよかったね。
うん。良かったよ~!
てかAちゃん、家電詳しくてビビったー
けっこうオタクだったわ(笑)
てかゲーム、インストールしたんだけど・・・
彼氏からまだ返信来なくてー
せっかく買ったのにヒドイよね。
―続く
もしかしてLINEくれたときは既に電気屋
行ってたのかな・・・。
せっかくいろいろ調べたのに・・・。
てか、前も似たようなことされた気がするんだけど
以上。
・・・ここまで自己中な「かまってちゃん」は滅多にいないと思います。
しかし、このレベルは稀だとしても私、個人としては1度でもこのような目にあったら、
距離をとるか、縁を切ったほうがいいと思います。
第三者の視点からすると、
「買うスマホくらい自分で調べろよ!と思うし、そもそも相手しないわ。」
と冷静に判断し、テキトーにスルーするところですが、
ある程度、
親しい友人や家族だと普通に対応してしまい、
結果、何度も時間やエネルギーを奪われているということがよくあります。
やはり、かまってちゃんの相手をし続けるのは
ほぼデメリットしかないといえ危険です・・・・。
かまってちゃん対応【要注意ポイント】
さきほど「かまってちゃん」対策として対処法を5つ紹介しました。
さらに
「かまってちゃん」にやってはいけない注意事項についてもご紹介いたします。
ひとつめは「無視する」です。
特に相手が
・仕事関係者
・よく会う友人や近所の人
・縁が切れるとマズイ親族
にあたる場合は
こちらが大きな痛手を喰らう
こともあります。
「かまってちゃん」がキレようがわめこうがコチラはさほどデメリットはないのが確実なら、面倒になった時点で無視でもいいと思います。
線引きとしては、日常生活において対面で会うことがあるか無いかの違いが大きいと思います。
なので無視というより、やはり対処法でお伝えしたとおり
「徐々に距離を離す」
というやり方が良いです。
私が思う最大限距離を離した状態は、おそらく
「目が合ったら挨拶する程度」
かなと思います。
・・・なぜか「かまってちゃん」のほうがこちらを無視してくるんだとしたら、もうアチラの問題なのでこっちは分が悪くならないように、対面したときは最低限、声を出して挨拶をするようにしておくと無難です。
言いたくなる気持ちはわかりますが、
ハッキリ言って無意味です!
絶対治らないですから。
私は過去に、「かまってちゃん(重度)」の友人に
「さすがにこれはないわー・・・・」
という対応をされてました。
「頼まれたからこっちも時間を割いたんだけど・・・」
と軽く伝えましたが、
「ごめーん!」
だけでした(笑)
ここでいろいろと自分の行動を省みることができれば良いのですが
「ごめーん!」だけなので・・・・
注意しても真正かまってちゃんには本当に無意味です。
ちなみにそのときのやり取りとして・・・
その子はよく体調を崩すタイプで、
そのときはあまりにも具合が悪く、夜にHELPメールを送ってきたんですね。
しかし、体調対策や薬があさイチで買えるお店等、私に調べ物をさせている間、
その子は気になってる男性とLINEで盛り上がってたんですねー。
なぜわかったかというと、
その盛り上がったときのLINEの文面をスクショして私に後日送ってきて
「どう思う??(>_<)」
って聞いてきたからです(笑)
日付や時間も記載されていたので、、、
「これ、〇〇が痛い!今回はヤバイかも・・・って
メールしてきたときじゃん!!!」
と憤慨しました(笑)
その友人にはいろいろ恩もあったので、
恩返しできるときに少しずつでも返していけたら・・・・
と思ってましたが、
利用されてる感がひどかったので
このあたりから徐々に距離をおくようにしましたね。
キレるのも無意味です。
「かまってちゃん」は基本的に被害者意識が強い場合が多いので、
逆に燃料投下になってしまいます。
また私の経験談かつ、上記の「かまってちゃん(重度)」のエピソードで恐縮ですが
距離を離そうと思い、
返信も数日後にし、内容も一言とかの超短文にしましたが、
相変わらず
「具合悪いアピールLINE」
は、やまなかったんですね。
そしてついに、
私が返信しなくても、
メッセージが来るように・・・・。
もはやトーク画面が、その子のTwitter(?)みたいになってましたね(笑)
私も振り返ると言い方が悪かった感もありますが、
いちいち具合悪い報告やネガティブなことばかり言うのはやめてほしい!!
というような内容を怒りの気持ちで送りました。
(ちなみにその友人は持病もないですし、過去に大きな病気をしたとか、特殊な難病とか一切ないですし、仕事も皆勤です。)
しかし被害者アピールされて、なんだかスルーされたような・・・あまり話が通じてない感じでした(笑)
どんなメッセージやり取りになったか、見たい方は以下↓
体調不良をネガティブって・・・。
私は、風邪引いたときとか病院行くときは
まわりの友達に必ず伝えてるよ?!
申し訳ないけど、風邪で病院くらいじゃ毎日顔合してる人ならともかく、いちいち誰かにLINEで伝えたりしないよ。
えー!そうなんだ!
syuruちゃんすごーい!
私はすぐ頼っちゃう(笑)
〇〇時代の友達からもさっき
『大丈夫??』
ってLINE来たわー(>_<)
って感じです(笑)
通じてないでしょう???(笑)
かまってちゃんは、自分自分!で
他人のことは深く考えてないんですね。
(考えてないから、こんな感じなんでしょうけど)
で、たいてい
かまって行為が原因で人間関係が破綻しても、
「なんか最近、〇〇ちゃん返信率悪いなぁ~別の子に聞こ!」
という感じで、
すぐ他のターゲットを見つけるので本当に心配いらないです!
例に出した友人は、
本当に重度の「かまってちゃん」
だと私は思っていますが
(例は紹介できるレベルの本当に一例でしかなく、迷惑行為は他にもたくさんありました。)
彼女でさえ、
複数の友人に同時に同じようなことをして
常に誰かに自分をアピールしています。
「スルーしたり、距離を置くこと」
に罪悪感を抱く必要ないんじゃないかなぁ~って思いますね。
もちろん、毒親や毒きょうだいに対しても同様です。
まとめ
・かまってちゃんは根本的にネガティブで自信がないため、人に注目してもらったりすることで承認欲求を満たそうとする
・一見わかりにくい「かまってちゃん」もおり、基本的に密な関係性を好み、相手の時間や精神力を奪う
・徐々に距離を離して、できれば「かまって行為」には極力対応しないようにする
・かまってちゃんが治ったり、改心する可能性は極めて低いため、注意をするより距離を取り関わらないようにする
・かまって行為を咎めても効果がないどころか、こちらが疲弊することが多い
長々と私のお見苦しい体験談まで添えてしまいましたが、
承認欲求が満たされないまま大人になった方がそのまま「かまってちゃん化」するケースがあるのでは??と思います。
「インナーチャイルド」という心理学用語がありますが、
誰かにかまってもらうことでこのインナーチャイルドが喜んでしまうんですね。
なので「かまってちゃん」行為をやめられなくなる方もいらっしゃるのかなと思います。
毒親育ちはかまってちゃんに狙われやすいと書きましたが、
逆に「かまってちゃん」も毒親育ちだったりする場合もあるのかなと。
親に自分が思うように、かまってもらえなかったなどのトラウマがあると
それに気づくまで延々と繰り返してしまう・・・という。
しかし負のループは早めに抜け出すのが吉です。
ちなみに上記の友人「かまってちゃん(重度)」は、
美人でモテるのですが、恋愛が長続きしないことを悩んでいましたね。
長続きしないことが悪いとはいえませんが、彼女の場合は強い結婚願望もあって、じっくり付き合ってゆくゆくは結婚したい!とよく言っておりましたが思い通りにならずに周囲に不満をぶちまけているんですね。
歴代の彼氏たちとは、
「なんで毎日電話くれないの??」
と言ってケンカになって相手が音信不通になって終わるというパターンのようでした。
もちろん「友人」と「恋人」では関係性や見え方も違いますけど、
私が男だったら彼女とは付き合えませんね・・・・。
「誰かに気にかけられていたい」
と思う感覚は自然です。
しかし、本来であればその大半は子どもの頃に消化しているんだと思います。
私は戦後あたりから、
毒親&毒親育ちが量産されてしまったと思っています。
子どもの頃に大半を消化できていることが望ましい承認欲求が大人になっても多く残存しまい、それを周囲の人で解消しがちで
「かまってちゃん発動」
・・・というパターンも多くあると感じています。
ちょっと話がそれてしまったので、戻しますが、私も昔に比べたら少しだけマシになった程度でやはり人との距離感などが適切に取れていないような感覚は拭えないですね。
私の場合は適切な距離感がわからないから自分からは深入りしない・・・
っていうパターンです(^^;
でも相手が迫って来たら、相手が望む距離感を順守しようとしてしまいます。
とはいえ、子育てで日々忙しいというライフスタイルを送っているので・・・。
例えば子ども関係で繋がりができたママさんとかは、相手がしょっちゅう連絡をくれたりしても、あえて返信は後回しにしております。
夫が休みで時間があるときとかでもそうしてます(笑)
自分が相手に合わせて、コマメに返信すると
「いつでも返してくれる」
という印象を持たれ、やはり面倒なことになると思うからです。
自分が好きで相手に尽くしたい!
合わせることで自分にメリットがある!
という場合は別ですが、
かまってちゃんについて
対策など調べている時点でやはり負担になっている証拠です。
相手が親などの親族であっても、
上記に書いたようにうまくスルーして自分を最優先にしてほしいなと思います。
長々と書いてしまいましたが読んで下さった方のご参考になれば幸いです。
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