孫を見せない毒親育ちママは毒親予備軍?!~毒親問題にはいろいろなケースや段階がある

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微毒親育ちのsyuruです。

ネットなどで「毒親の特徴」と検索をすると様々な特徴やあるあるなどが出てきますよね。

 

その中で

「親が祖父母と疎遠、または絶縁している」

という項目が散見されます。

ということは
親と疎遠にしている私は・・・
私の子どもたちから見たら毒親確定では??

と疑問を抱いたことがあります。

 

女性

結局、細々とでも親と付き合えてないとダメってこと?

・・・率直にそんなふうにとらえてしまう方もいるんじゃないかな?
と感じてしまいます。

 

 

他に見かける特徴の項目として

・毒親と疎遠・または絶縁したらOKというわけではない。

・子どもは祖父母(自分から見たら親)のことが好きなのに、会わせないのは違うと思う。

・親が亡くなったとき後悔するから、関わりをやめるというのはオススメしない。

というのもよく見かけるので、このあたりについて私自身が思うことを記述していきます。

 

私の個人的な意見となりますが興味のある方は、腑に落ちる点もあるかと思いますのでぜひ最後まで読んでいってください。

 

親に孫の顔を見せないママは毒親予備軍?!

まず冒頭にある毒親の特徴あるあるとして、
「親が祖父母と疎遠・絶縁している」
についてです。

 

結論からいうと・・・

暴論では?誤解を招きそう。

というのが私の意見です。

 

暴論では?と思う理由が3つほどあります。

1.毒親が、祖父母と普通に関わり合っているパターンも多い

2.そもそも親が人として「危険な人物」であるケースもよくあるので、離れざるをえなかった人も多くいる
(子どもに対して暴行や精神的攻撃、窃盗、強迫、住居に勝手に入る、ストーカーまがいな行為をするなど)

3.親と関わると、体調を崩したり、精神的に落ち込んでしまうことが多くあえて親と会わないようにしている結果、疎遠・絶縁になっているパターンもある

このようにやむおえない事情の人も多くいますよね・・・。

 

なので
「親が祖父母と疎遠・絶縁している」
という特徴を純粋に受け止め・・・

「じゃあ親と関わりを薄くしている毒親育ちは
自分もママパパになったら、
その時点で毒親??毒親予備軍?」

と、忙しくしている毒親育ちママパパの中には変に解釈してショックを受けたり、余計な不安?というものを感じてしまうんじゃないかなぁ~って思っています(^^;

 

 

未成年の子どもがいたら、基本的に暇な親なんていません・・・。
街中で暇そうに見える親がいたとしても、先入観でそう見えるだけです!
たまたま今は優雅に過ごせるほんのひと時を味わっているだけです。

ちなみに私は暇ができたら、普通に寝ますよ(笑)
常に睡眠不足なんで。

特に、親と関わってない&頼れない毒親育ちママパパなんて、ほとんどそんな感じでは?と思うんですね。

なので毒親にかまってる時間なんて無いに等しくなります。

だから特に
「過干渉タイプ」の毒親持ちだと、結婚や子育てをきっかけに
「うちの親がなんかおかしい・・・」と気づくのもあるあるですね。

そんな親が重荷になっているなら「疎遠・絶縁」という流れになってしまっても・・・ある意味、自然なような気もするんですね。
だまって助けるなり支援してくれるなら別ですけど、毒親の場合たいていは「だまって」助けてくれるわけじゃないので、頼み事なんて極力したくないんですよね(笑)

 

そして

毒親育ち同士でも意見が違うこともよくあります。

あとは状況の違いにより、いろんなケースや改善策が自分にはあてはまらない場合も多いです。

 

私は、今現在(2022年)4歳&1歳5か月の子どもがいます。

子育て中ママですが、親と絶縁しています
結婚・妊娠・出産を機に親に違和感を感じてしまって、親との関係で悩んでいるママ・プレママって意外と多いのかなと感じています。 しかし、ママ側のおじいちゃん・おばあちゃん(つまりママの両親)って基本的に率先してサポートに入ることが多いです...

しかし、この状況の私に向かって

「いくら毒親でも子育てが大変な今は、親に支援してもらったほうが賢いんじゃない?親を利用する形でさ。」

「孫を親に会わせないってのも、実は毒親あるあるなんだよ~?(^^;」

「親が年老いたり、急に亡くなったりしたらやっぱり孫や自分の顔を見せなかったこと後悔すると思いますよ??」

と言っても、
日々の暮らしで精一杯で負担以外なにもならないアドバイスとなってしまいます。

 

現時点で親と絶縁しようか迷ってるというのならわかりますが、既に絶縁している人に向かって言っても小さい子どもがいると
「急に親とまた関わるようにする」
というのはかなり難しいと思います。

 

親(祖父母)と仲の良い毒親もたくさんいる

例えば、親が歳をとって昔に比べたら丸くなったり、成人した子どもに物理的も太刀打ちできなくなったりで、
途中で関係性が変わったというパターンもあるかと思います。

しかし私は個人的に
「ほとんどの場合、親は変わらない」
と考えています。

みんながみんなそうなる可能性がある!というわけではないんですね。

 

私の事例で恐縮なんですが

私の実母は祖父母と仲が良いというか普通に関わり合ってました。

 

母は私に祖父母の悪口をよく言ってましたが、会えば笑顔で接していていました。
母の実家へ行く頻度も多かったです。

 

毒母

毎日、とにかく実家に行きたい!子どもと2人きりというのが本当に大変で辛かった・・・。

と私によく話していました。

そのくらい子育てって大変なこともたくさんあるし、心に余裕が皆無の母が子育てなんて相当辛かったと思います。

まぁ、このことからわかるように母は祖父母と普通に関わり合っていたといえます。
祖父母宅も近かったですし。

とりあえず短絡的な見方ですけど・・・

毒親でも親(祖父母)と関わっているケースは普通によくあるんですよね。

なので祖父母と関わりがあるからといって
「うちの親は祖父母と付き合いがあったし毒親とはいえないのかも・・・」
ということではないわけです。
むしろ親族全体が固い絆で結ばれていても強烈な毒親である。(もはや毒親族である。)ということもあります。

こういうこともあるので、冒頭の論調は

・毒親の知識がまだ浅い人
・今現在、何かしら危機迫る状況の人
が変に誤解してしまうんじゃないかって思ってしまうわけです。
・・・・私が勝手にそう思っているだけですけど(笑)

問題はそこではない

親が祖父母と疎遠・絶縁しているという毒親あるあるについてですが、実はこの特徴って毒親問題について考えが一歩進んだ段階で腑に落ちることなんですよね。

 

親と疎遠・絶縁している状態がダメっていうわけではないんです。

 

・「毒親とは絶縁しかないんですよ!」

・「毒親とは関わらないのがいちばん!!!」

・「毒親と関わりつつ、病んでる人ってなんなの?」

と考えている段階が長期に渡る場合や、毒親育ちの人へそう主張しまくると場合によってはそれが毒になってしまうかも??

ということかなと。

 

私はちょっとうまく説明できないといいますか、まだまだ自分自身も毒親に悩んでいる渦中だと思ってますので、偉そうな意見になってしまうんですけどね・・・。

 

その理由なんですが、
親に対して、強烈な憎しみや怒りがこもっている場合、陥る思考であり、そんな毒親育ちママパパの子どもからしたら、
「常に怒りや敵意が強い親」
に不安を覚えるかもしれないのかなぁと思ったりします。

とはいっても、
上記にあるような「親が危険人物」である場合は親への怒りなんて風化するはずないですし、そう思ってしまっても自然です。
親と関わり続けること自体が人生に悪影響どころか、命にかかわることもあります。

なので毒親対策として、とりあえず「親から物理的距離を取りましょう」という対策をオススメされるのもそういった側面があるからなんですね。
(密に関わっていると近すぎて冷静に判断することができないので。)

 

あとは人生の早い段階で、結婚やお子さんがいながら親と疎遠・絶縁している毒親育ちの方って、早々に独立・経済的自立をしている方がほとんどだと感じています。
(もちろん疎遠にできていない段階で、住宅購入など親がお金を出す!と不本意に介入されてしまうケースもありますが。)

にもかかわらず・・・

よくも悪くも「親を意識し続ける人生を続けている」と

ママ

親と関わらないでも生きていけるんだから楽しく生きたらいいんじゃない?なんでそんな悩んでるの?

ってパートナーや子どもからしたら疑問に思う可能性だってありますよね。

純粋な子どもほどそう思いそうだなって。

 

高橋リエさんも毒親って言い換えると
「不安の強い親」
ともおっしゃっています。

つまり隠れ毒親みたいな・・・
一見毒親になんてとても見えない親でも毒となってしまっているケースが多いのはそのせいかなって思ってます(^^;

 

つまり何が言いたいかといいますと・・・

毒親の特徴
「親が祖父母と疎遠・絶縁している」

に私なりに付け加えて修正してみますと↓

毒親の特徴(修正版)
「親が祖父母へ恨み・憎しみで日々渦巻いていながら疎遠・絶縁している」

ということかなって思っています。

 

もちろん、おさまらない怒りや悲しみを無理やりなくすのは不可能です。
なかったことになんてできませんし、親を許すっていうのは私は絶対に違うと感じているんですね。

そのあたりについて次の項目で説明します。

 

自分の人生に集中できるようになってから?

つまり親と関わっているか関わっていないかって、どっちが正しくてどっちが間違いってことでもないんですね(^^;

そんなことより、

・自分の人生に集中し、親とか関係なく(なんなら忘れてた!って意識で)人生を楽しみ始めている

・結婚しているなら自分の家庭に集中するし、他所の家庭(実家など)のことは考えない

っていう状態に変化していくのが重要なのかなぁって。

親への憎しみや、されて嫌だったことや、親のせいで取り返しのつかないことになった・・・など。
そのような気持ちを忘れることはできません。
しかし、人生って続きます。

それだったら一旦親のことは頭の片隅追いやり、
今後どう生きたいか?
というふうに考え方をシフトしていくほうが吉といえます。

何もしたくないならそういう人生を送ればいいですしね。
あえて記述しませんが、日本はそういう生き方も可能な国ですよね~。

でも人間って、心身ともにゆっくり休まると結局「何かしたくなる」生き物だと思ってます。

しかし毒親育ちの方ってそういう活力を削がれるような生い立ちの方ばかりなので
「何がしたいかわからない」
ってなってしまいがちです。

何がしたいかわからないって付け換えれば、何がしたいかわからないほど神経が疲弊しているんです。

例えるならドライブ中、助手席に乗っていて、疲れ切ってて1秒後には寝落ちできる・・・っていうときに、
「次、どこ行きたい?!ねぇねぇ!!」
って聞かれても、
「とりあえず寝かせてくれ・・・」
ってなりますよね。

それと同じ状態なんです。

 

なので「毒親と物理的距離を置きましょう」っていうのはそういった状態から脱却するにも、うってつけなんですよね。

それで「やってみたいこと」に気づけるくらい回復してくると、だんだん人生が楽しくなったりします。

ネットの情報源となりますが、毒親と距離を離したことを後悔してる人ってあまりいないように見受けられるんですね。

やっぱり、明日起きるのが楽しみになるくらいの人生のほうがいいじゃないですか。

むしろ楽しく嬉しく生きている人って毒親からしたら天敵じゃないですか?

 

もしかしたら毒親のほうから遠のいてしまうかもしれないですよね。

そんな子どもに感化されて親も変わる可能性も否定できません。
(私は可能性薄いと思ってますがね笑)

 

親とも関わったり関わらなかったり、年末年始会わなくてもいいし、逆に何もなくても会う約束していいし、本来は自由でいいんですよね~。

私はどうしても母からメールなりが来ると吐き気をもよおしてくるので、関わること自体がNGですけど♪

 

街中でバッタリ会ったらどうしよう!!
と最近はいちいち意識しなくなってきましたが、たまに思います。

でも去年、長年乗っていた車を買い替えて(全く別の車種)ちょっと安心したりもしました。
ナンバーも変えましたし。
親に車で「あれ?」って発見されたくないので。

そういった対策でずいぶん気持ちも変わったりしますし、何よりも親になった自分が変に不安がったり、常に怒りを感じている状態って子どもからしたら本当に恐怖かなって思うんですよね。

 

といっても、、
子どもたちはそれも含めてお見通しかもしれません。

なんか疲れたなぁ~と思って、キッチンに突っ立っていると突然4歳の息子が
「ママ、よしよしして!!」
と言い、
「え?よしよし?」
と思って、息子の頭を撫でようとしたら
「ちがう。ママによしよし!(^^)」
と言われました。

こんな程度のママなんですよね、私。(T∀T)

子どもに心配させるなんて、、あーあ。と思ってしまいます。

しかし、私の持てるベストを尽くすしかできません・・・。

子どもたちには感謝しかないですね。

こんなんでも母親と名乗れるんですから。

 

そんな感じなので、親とうまく関わりつつ子育て。
なんていう芸当、私にはとてもじゃないけどできません。

でもそんな自分を私は許しています。
自分で自分を許す感じですね。

 

絶縁している親のことを思い出さずに1日が終わる日もかなり増えました。
でも罪悪感を感じない自分を許してます(^^;

 

毒親育ちの方は「不安」が強いタイプが多いと思うので、毒親とどう関わるか??
よりも、自分の人生を今後どうしていきたいか?へ思考をチェンジしていくと気持ちがラクになっていくように思います。

あれこれ考えるのは自分の人生に集中してからかな?って心底思います。

まとめ

・関わるのは危険なタイプの親もいるので、疎遠・絶縁が必要なケースも多く、親と関わってないから自分も毒親化するわけではない

・祖父母と仲の良い親も多く、時間経過により年老いた親と再び関わり合う毒親育ちの人もいるが、すべての人に該当するわけではない

・対象が親であろうとなんだろうと、「怒りや不安が強い」親が子どもへの毒になりがち

・毒親とどう関わるか?よりも、今度の人生をどうしていきたいか?に考えを変えるほうが得策

 

孫を見せない毒親育ちママは毒親予備軍?!なんて表題にしましたが、、、

問題はそこではない。
というのが私の主張です。

 

毒親と関わっていようがいまいが、
親への不安・憎しみよりも、自分で自分の人生に集中するほうへ方向転換できているか?のほうが重要かなってことかと。

 

まぁ、これも自由なんですけどね(^^;

 

人によって悩みの種類や状況は違いますし。

私は親のことを考えても、あまり意味ないなと思って・・・
子どもも2人いますし、この子達の日々を守ることと自分の今後を楽しく妄想するほうが楽しいです。

綺麗ごとで自分勝手な人間に感じるかもしれませんが、数年悩んで今はこんな方向性になってますねぇ。

「毒親あるある」に物申す!記事になってしまいましたが、毒親育ち同士でも意見がかみ合わないのも普通です。

 

どうするか迷ったら、どう考えても自分の心が真っ黒になるほうは選ばないでほしいです。

 

「実の親なのに会わないなんて」
「親不孝で自分勝手」
などと批判してくる人は、いざというとき絶対にあなたのことを守ってくれません。

そういう人たちが、どうしてそんな批判をしてくるか教えます。
たいていは、あなたの金品を狙っているか、ストレス発散のサンドバック要員として目をつけているからです。

はっ?!(・□・;)
って思いますよね。

でも、そもそも親と絶縁・疎遠にしたいだなんてそこに至るまでいろいろあったに決まっているんです。

親から
攻撃1000を一気に受け、即絶縁した人もいれば
攻撃1を、365日何年も受け続けて、徐々に疎遠にして音信不通に至ったなど
人それぞれ様々です。

親と関係が良好な人には、とても信じられない話しだと思われがちですが
視野が広くて、人に対して思いやりがあればたとえ自分に経験がなくとも、
”あなたは親との関係性で苦しんでいるんだな”
と、とりあえずは受け止めるはずです。

でもそれすらしないどころか、攻撃(批判)してくるって時点でやっぱり少なくとも他意があったり、自分が思っているより、相手に信頼されてないんだなってことが見え隠れするんですね。

お金狙いっていうのも、例えば姉夫婦が将来面倒そうだなと思ったとき、その娘であり姪っ子のあなたが逃げないように叔父や叔母があらかじめ釘を刺してる・・・などです。
支援するのもお金が必要であることもありますから。
(本来、扶養義務は親→子のみですがね。)

毒親育ちの方って中には良くも悪くも「成功者」もいるので、親族に金銭的にたかられたりとかもありますね。

自分で自分の選択を受け入れられるまで時間がかかることもあります。
しかし、毒親育ちの方で苦しんでいる人ほど、
自分自身も自分を批判したり攻撃しないでほしいなと思っています。

【毒親育ち】親との関わり方について批判されたときの4つの対処法
微毒親育ちのsyuruです。 親と距離を取り始めた毒親育ちあるある(?)かもしれないですが、 ・親と関わらないことを周囲に必要以上に突っ込まれた ・あんま聞かれたくないことを聞かれて、ぎこちないスルーの...

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